食品工場などでの排水処理に活性汚泥法の水処理があります。
大量の水処理のため処理過程で多くの酸素を必要としています。
その為に空気を曝気して処理施設の下部からエアーを送り込んでいます

下水処理や汚水処理でも同様です。

下水処理、汚水処理のポイントは、バチルス菌など放線菌の活性を促す事です。
土壌の力「地力」を高める作業と同じです。
バチルス菌は放線菌の一種です。
「地力」のある土壌には糸状菌よりも放線菌が多く活動しています。

この放線菌を活性させることで水処理がスムースに進みます。

汚水、下水の処理の場合は、地力の代わりに「水の力」を高めることが一番大切です

特に曝気池では微生物の為に「力」が沢山必要です。

微生物が有機物などを分解するには微生物が生きていく力をたくさん必要としています。
工場などではもともと排水となってくる水そのものに水の力がありません。
その為にその処理に失敗することがあるのです。

水処理を円滑に行うためには微生物を活性させる必要があります。
その為に専門家が必要とされているのですがなおかつうまく処理がいかない場合があるのです。

ではどのようにして微生物を活性させることができるのでしょうか。
微生物資材に頼ったりすることが主流だと思いますが
じつはここに水の持つ力に気が付いている人はほとんどいません。

水の中の微生物も土壌と同じように
微生物群は放線菌と糸状菌に分かれます。
力のある土壌には放線菌が多くいますし、連作障害を起こすような土壌には
糸状菌が多くいます。
水の中では
糸状菌が増えると曝気槽での発泡現象が起きたり、沈殿槽での汚泥界面の上昇、沈殿槽でのスカム・汚泥の浮上、処理水の濁りが発生します。バルキング(汚泥沈降性不良)が維持管理上の最大の問題となって悩みの種となっています

微生物も生きていく環境が持っている力に応じてその生息数が変化しているのです。
水の中でも同じように水の持つ力によって微生物群のその菌叢が変化しています。

放線菌の生息できる力のある水に出来れば安定した水処理と
今までよりきれいな水処理が期待できます。
それはにおいの問題や排水の水質を高めることにつながります。

それでは実践のための答えを示します。

一つにはエアレーションの空気の質を高めます。空気を元気にします。
元気にするということはエネルギー、生命力を高めることです。

KOTORABOでは空気をこの装置で高めることが出来ます。



排水処理施設のエアレーション装置に組み込むだけでその効果を発揮します。

現場に合わせて設計します。


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