衰退しない産業づくり
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オンリー ワン
他では絶対まねができない

奇跡の商品,奇跡の産業つくり

地力回復のために 
連作障害、病虫害、品質劣化、各種障害の克服

連作障害をなくすために
農業者は大変な努力を強いられています。



連作障害は決して恐れることもなく
必ず解決できます。


連作障害の原因は

養分消耗説 物理性悪化説 微生物説 毒素説 土壌反応悪化説と言われています。
どれも正しいように思えますが説を唱える農学者も連作障害をなくすことは難しいのです。
足らないものがあるからです。

「地力」が連作障害を解決する答えです。


「地力」とは「土壌の農作物の生産力」です。


作物は土壌の「地力」を奪いながら成長し収穫されます。
収穫とは「地力」を奪うことです。
「地力」は収穫後1年でもそのままにしておけば
土壌の能力に相当する1年分の「地力」が回復します。
しかしすぐに同じ農地を使って栽培が始めなければいけないのが現状です。

こうして「地力」を奪い続けた結果が連作障害や各種障害となってきます。

どんな農作物も生長するには「地力」が必要です。
ですからどんな農作物でも連作障害は起こります。

たとえば新しい農地では何の障害なく農作物が収穫できますが、2年ぐらいするとさまざまな障害が起こってきます。
これが連作障害で、
農地の「地力」回復スピードより「地力」収奪の方が大きい場合に発生します。
最初は1級土壌でも2級3級土壌に落ちてしまいます。


たとえば農作物
の「地力」収奪量が100で農地の回復が80ならいずれ連作障害が起こってきます。

薬用人参では収穫後7年以上も栽培が不可能とも言われています。
人参がたくさんの「地力」を収奪するからです。
「地力」低下のため農作物の産地も移動してしまうのです。

ハウスなどでは特に「地力」回復をしなければ農作物ができなくなってしまいます。
農業には「地力」に満ちた農地が必要です。
農地が健全ならば健全な農作物を生産でき、同じ場所でさらなる発展と存続ができます。

それは農業者の最大の喜びだと思います。


農業者の資本が
農地なら、
本質の資本は「地力」です。
何よりも

「地力」が大切と考えます。
農業の滅びる国に繁栄はありません。


KOTORABO
は「地力」で農業者を応援します。


KOTORABO活水機について

土壌の「地力」は土壌としての仕事がどれだけできるかの能力です。
土壌の仕事量(仕事能力)、働き量(働き能力)がどれだけあるかで土壌の能力が決まってきます。
力は目に見えませんが、仕事量、働き量は毎日の観察の中で見えてきます。
植物が答えています。

土壌の「地力」すなわち土壌の仕事量、働き量に応じてその農作物が本来持っている遺伝子情報が機能する量が変化します。

土壌という場が持っている力の中で生かされているために、土壌の場の力が落ちれば植物はそれを越えることはできません。

土壌が機能していなかったら作物が機能するわけありません。農業においては植物が持っている機能を最大限に引き出せないならば収量も上がらず収入も減少します。
植物にとって成長するための土台は土壌ですから、
土壌をいかに機能させるかが勝負になってきます。


土壌を機能させるには土壌が持っていなければならない「地力」を上げることが必要です。
植物も遺伝子情報を持っていますから
その遺伝子情報を引き出す仕掛けが必要です。
植物が持っている遺伝子をフルに発揮させるだけの
仕事量を持った土壌がなければ
植物の遺伝子情報を機能させることは不可能です。
当然植物の種類に応じてその遺伝子が機能する位置が違います。
位置が高い植物を栽培するならば
それだけの仕事ができる土壌が必要です。
薬用人参と言われる人参は
その遺伝子機能位置が高いために、
土壌からの「地力」収奪が大きく収穫後数年間も栽培が不可能です。
簡単に連作ができる植物は
その遺伝子機能位置が低いため、
土壌のその「地力」が少なくても栽培可能となります。
健全な植物の生長のためには
「地力」のアップしかありません。
今までの農業
で見落とされていたのが
この「地力」です。
今までの農学でも農業の現場の中でも提唱されていません。
そういう考え方がなかったからです。
そのために連作障害一つ解決できません。

地球が放射しているエネルギーが「地力」になります。
土壌はこのエネルギーを蓄積します。
蓄積されたエネルギーが「地力」です。

土壌は蓄積した「地力」を植物に奪われます。
植物はこの「地力」のおかげで
遺伝子情報を機能させて
植物として成長をすることができます。

たくさんの地力があれば健全に育ち、
その植物を食した人をも
健康に誘導することができる植物となります。

「地力」を奪われた土壌は劣化します。
回復しないまま連作すればそれは連作障害となります。
これが自然界のシステムです。
KOTORABOセラミックは
地球の代わりにこの放射エネルギーを放出する仕掛けです。
放射エネルギーを出し続けることで
土壌の力を高める仕掛けです。
セラミックとして固定させてあるために
そのエネルギーは減少することなく
放射エネルギーを放つ事ができます。
土壌は蓄積しても植物に奪われていくために
微生物層の変化などで、その構造も団粒構造から単粒構造まで刻々と変化しています。

セラミックは安定してそのエネルギーを継続して放射できます。

薬用人参は栽培に7年も8年もかかります。
そして栽培後数年間も栽培が不可能です。
当然連作障害が起きるような農地では全く不可能です。
栽培後何年も掛けて「地力」を復活させることで
栽培が可能な植物です。
それは薬用人参がその遺伝子機能を発揮できる高い地力を必要としているからです。

その分充分な「地力」を持っているために、生命力の高い薬草としての価値ある食品の位置づけとなります。

含有成分もゲルマニウムなどの元素を含むようになります。
「地力」の高い土壌では、土壌内水分の動きも活発で
土壌深くからのミネラルすら吸収できるようになるからです。

一般に栽培されている大根、人参、トマト、ほうれん草、などの野菜でも地力が充分ならば、
薬草にも匹敵する「生命力」「地力」を持った野菜とすることが可能です。
そのためにはしっかりと「地力」を高めた土壌を作ることが必要です。
イチゴでも薬果の位置づけを持たせることも可能です。
イチゴの生命力を高めて遺伝子機能を
充分に引き出させる土壌作りが必要です。

農業者の最大の使命
人を健康にできる植物を生産することです。
植物は土壌の「地力」に準じたレベルで生長します。
土壌が人の健康度より低ければ
その植物は食べた人を健康にすることはできません。
人類は食することで健康を維持します。
それは元素を食べるというより
「地力」を食べて「生命力」としている現実があります。
空腹を満たすだけの
食品より生命力を高める食品が求められています。
スーパーにはさまざまな食品が並べられていますが、
その全ての食品が人の「生命力」を高めるだけの力を持っているかは疑問があります。

連作障害に悩む土壌で育った植物に
その力があるとはとうてい思えません。
形はイチゴでも内容はイチゴでないのでは
その価値は無いに等しいともいえます。
「生命力」溢れる食品は鮮度も長持ちし、
おいしさも充分で人の健康度を高めることができます。

「農業の滅びる国に繁栄はない」とも言われていますが、
ここにその意味があると考えています。

ではどうしたら人為的に「地力」を上げることができるのか。一つは土壌科学(化学)から作り上げることができます。
有機物を微生物が分解して低分子になり
2000-50000分子ほどの高分子を作り上げます。
この高分子は真正腐植となります。
土壌分析で腐植が不足している場合は
腐植を投入することが必要です。
腐植が「地力」に大いに関係しているからです。
カオリナイトの数十倍の地力を蓄積します。

土壌に投入する有機物(多くは堆肥ですが)は、
微生物がまだ餌とするだけのエネルギーが残っていて、
有機物が分解されて低分子となった後高分子に結合するエネルギーを上回るエネルギーが残っている状態で投入する必要があります。















有機物は2年以上発酵分解した状態で投入するのがベストです。
一般的にはもっと短い状態で投入されています。
これだと投入後に土場内で微生物が一斉に動き出すために、
微生物に一時的に地力を奪われて
土壌「地力」が低下しますから注意が必要です。
有機物を発酵させたら農場以外の土地で土と混ぜて
半年以上寝かせ、
土と有機物が区別できない程度になったら投入できるようになります。
土壌の「地力」を低下させないための工夫の一つです。
こうした土壌作りには多くの時間が必要です。
数年間の時間が必要となります。

では時間がない場合はどうしたらよいのでしょうか。
現実の農業では栽培中絶え間なく土壌の地力は奪われています。
連作障害すれすれの地力で栽培をしなければならない現実があります。
地力を高めながら栽培したいのが農業者の願いです。

土耕栽培でも水耕栽培でもそれはおなじです。

今までになかった新しい考え方で目標ができました。

具体的にどうするか。

土壌を構成するすべてが機能するようにすれば良いわけですが、
地力だけがその姿を見せません。
水とか土とかは形がありますが地力は見えません。
地力は形ではなく機能だからです。
機能は内容ですから見えません。
水は皆同じ内容ではありません。
水の差は機能の差です。
その機能はさまざまですが、
水の大事な機能は土壌の地力を伝達し、
栄養分の機能を高めて植物に必要な力を届け、
植物の体内では酸化されたときに健全な光合成を行うための力のある酸素を供給することにより健全な細胞を作る力となることです。
土壌構造の形成にも植物の生育にも重要な関わりを持ち、
そのすべてを担うと行っても過言ではありません。
水が地力を伝達しないなら自然界は成り立ちません。

水を活水機内のセラミックに触れさせて高い「地力」を持った水を作り、
さらに土壌にその機能を連鎖的に伝達することが可能となります。
連鎖の仕組みを利用して土壌障害を克服できるようになります。

連作障害には養分消耗説 物理性悪化説 微生物説 毒素説 土壌反応悪化説がありますが、
土壌が高い「地力」を持っていれば、
まず微生物群の層が放線菌を主体とした菌層に変わります。
微生物の働きで土壌物理性が変わります。
単粒構造から団粒構造に変わります。
その他の悪化説も「地力」が充分ならば解決していきます。
土耕栽培も水耕栽培にも「地力」が必要です。
投入する養分も機能が高まりますから
その効果がより期待できるようになります。

KOTORABO活水機は「地力回復土」などと併用し、機能する水を作り有用微生物を活性させ、土壌そのものの機能を高める

植物や動物の体の中での水は生体水と言います。
その水は構造、機能を持って存在し、
体の遺伝子情報をくまなく機能させるよう働いています。
その機能する構造水を土壌の中に作り上げていく事ができます。
それは植物の中と同じ生体水の役割を果たす位置づけの水となります。

生きた水になります。
植物の生息環境が良くなれば
植物は遺伝子情報に従って正しく機能できるように成長するのは当然です。
いかに土壌に中に構造水を作り上げるのか。
植物の生体内と同じ溶液(水)を作ることの仕組みが土壌にあります。
その主役が腐植です。
腐植は真正腐植になって土壌中に存在すると、
それが触媒的役割となって土の粒子構造ができあがってきます。
そうなるとそこを通過する水が構造、機能を持った水となってきます。
次に植物が機能するようになってきます。
これが健全な農地の土壌のあり方です。
腐植は堆肥作りから始まりますが、
農地以外のところで作ります。
その腐植が進んだ堆肥を土壌に入れると
土壌構造が団粒化します。
0.1-0.5mmに粒子がそろってきます。
いわゆる団粒構造が形成されます。
生きた土壌ができます。
生きた土壌は構造、機能を持ち植物を育てることができます。

当然ながら農業ですから団粒構造を作り上げることが最終目的ではありませんが、
農業を成立させる基盤となります。
その団粒の構造が容易に壊れない内容であることが大切です。

土壌構造ができると土壌が3層構造となります。
固層40% 気層30% 液層30%の理想に近くなります。このバランスがとれるのが基本となりますが。
固層の構造のあり方が
気層、液層のあり方を変えますから
固層の形成が一番大切です。

この固層の粒子構造を破壊されにくくするのが固層の周りの水になります。
真正腐植から固層構造、固層構造から構造水への一連の形成過程を経て土壌構造ができあがってきます。
そういう構造の土壌ができると、
水は0.1-0.5mmも構造の中で
上に下に動くことができるようになり
生体水と同じように機能するようになります。

土壌コロイドの周りには内溶液と外溶液の水があり、
さらにその外側に水の流れがあり、
コロイドの大きさでその流れが統一されてきます。

すると土壌が高いCEC、陽イオン交換容量を持ち構造がしっかりしています。
土壌が組織化されてきます。

その内溶液が20Åなら外溶液も20Å、100Åなら外溶液100Åになります。
すると水の量によってイオン効果があってきます。
水を撒くと1価のイオン(たとえばアンモニア)がでてきて、グリーンを活性させて光合成が盛んになります。
水を切ると、2価、3価のイオンがでてきますから、急に太るのをやめて、節間が詰まってきます。
そして、水を沢山やらないと葉の先が枯れてきます。
それはK、カリウム不足となります
.

このような真正腐植作りから始まる土壌コロイドを作り上げ、生体内と同じ機能を持つ構造水、
溶液を作ることが生きている土壌作りです。



参考資料 真正腐植

有機コロイドが無機コロイドを改善する。
土壌腐植が4%になると孔隙率60%となる。
腐植は年間3%程が失われていくため
不足しないように真正腐植を追加する必要性があります。

生理活性効果

腐植には植物成長ホルモンである
オーキシンやサイトカイニンなどが示す
生理活性効果があります。
細胞分裂を増強するので、
特に根の量が多くなり、
根毛の発生も盛んになります。

土壌の緩衝作用を大きくする

腐植が多いと、
少々の酸やアルカリが入ってもpHの変化がありません。
これは作物にとって非常に都合がよいことです。
土に施した肥料やアルカリ資材、
有機質が分解したときに生成する酸やアルカリ物質で土壌のpHは変動しますが、
植物の根にはpH6位が
もっとも良く、緩衝作用が大きい腐植質の土壌が良い訳です。


イオンの吸着保持力が大きい

腐植は塩基置換容量が大きく、
アンモニア・カリ・石灰・苦土などの
塩基を非常にたくさん吸着保持する能力があります。
普通の土壌の
塩基置換容量は15〜25me程度ですが、
腐植は100〜130meですから
5倍以上の塩基を保持できます。
ですから、腐植の多い土壌は肥持ちが良く
、肥料を少々施しすぎても障害を受けません。

土壌を団粒構造にする

A型腐植酸は、粘土鉱物に含まれるアルミニウムなどと強固に結合して一次粒子を作ります。
一次粒子の周りを腐植化度のやや低いB型腐植酸とカルシウムが取り巻いて一次粒子を集め、二次粒子を作り、
二次粒子をさらに腐植化度の低い初生腐植物質によって集め、多粒子化すると共に団粒を大きくします。
こうして出来た団粒の形成によって、土壌は保水性もあり、透水性が良く、通気性も良い理想的な土壌の構造になるのです。

アルミニウムの不活性化とリン酸の移動拡散

火山灰土壌の粘土はアロフェンと言う活性なアルミニウムが非常に多く存在しています。
活性なアルミニウムは土壌を酸性にしたり、
作物に害作用を与えますが、もう一つ困ることは、リン酸と結合してリン酸アルミニウムになり、
リン酸を固定して作物が吸収できない様にすることです。
腐植はこのようなアルミニウムとキレート化合物を作って、
アルミニウムを不活性にし、活性アルミニウムの害を取り除いてくれるのです。
その結果、土壌の酸性化やリン酸の固定を防ぎ、根も健全に育つのです。
また、リン酸や石灰は土壌中で移動しにくいのですが、腐植と結合すると良く移動します。

地力のめやすは「腐植」  
肥料および土壌改良資材には、
有機物資材、石灰質資材、リン酸質資材、マグネシウム質資材、微量要素資材、火砕流堆積物等の他、ピートモスのような客土資材があります。
まず最も重要なのが腐植です。

腐植は、落葉や植物の根、動物の死体、家畜のフンあるいは堆厩肥などの有機物が分解したものです。
森の落ち葉の下は、
葉が分解して真っ黒な有機物層となっています。
これが腐植です。
さらに下層は、腐植の混じった黒い土です。
土壌中には、ミミズやダニ等たくさんの微小生物が生活しています。
土壌動物だけではありません。
カビ・放線菌・細菌などの微生物もたくさんいます。
これらの生物が有機物を食べ、分解し、互いに共生しながら肥沃な土壌を作ります。

腐植は土壌の「保肥力」「地力」を示す指標です。
腐植含量が多い程、土壌の色調は黒いことから、
土の色は腐食の目安となります。

腐植のCEC (塩基置換容量。土壌が、CaやMg、Kやアンモニア等、塩基陽イオンを吸着し、肥効養分を蓄える量や緩衝力を示す単位) は150meq/100g以上と大きく、腐植の特徴的な点は、陽イオンと陰イオンの両方を吸着することです。
キレート作用(−イオンの存在で安定、または比較的不溶性物質を作り、Al, Fe, Ca等の活性を減少させる)のある物質を含み、土壌中アルミニウムと結合して害を押さえ、リン酸肥効を高め、微量ミネラルを有効化します。

腐植を代表する土壌改良資材は堆肥です。
完熟発酵した堆肥は大部分が腐植で、土づくり資材として好適です。
注意点としては、N, K成分が高いので、Pを加えてバランスをとることです。
過剰投入は、硝酸態窒素の地下汚染やK過剰を引き起こすことがあります。
未熟の有機物は腐植とは異なり、これを分解するために酸素を消費して土壌の酸欠を引き起こし植物成長を阻害するため注意が必要です。
腐植は、微生物の住みかとなって、単粒化土壌を団粒化して土壌を膨軟化します。
現在流通している堆肥のほとんどはバーク堆肥です。
外観のみで判断するのは難しいことから、政令で指定された土壌改良材となっています。
政令では、「バーク(樹皮)を主成分とし、家きん・家畜ふん等を加えてたい積腐熟させたもの」と定義されています。
広葉樹の樹皮を主原料(85%以上)として牛糞および尿素を加えて堆積腐熟させた物ですが、針葉樹の樹皮を原料とした物は樹脂が強く、吸湿性が低いことと分解が遅いため不良です。
多量に施用すると、施用当初は土壌が乾燥しやすくなり、過度に乾燥すると水を吸収しにくくなります。さらに腐食の進んだ、高度な土改材として腐植酸があります。腐植酸は、黄褐色あるいは黒褐色の不定形の不均質の重縮合物質群で、有機物が分解して生成されます。分子量は数万程度で,結晶化しない酸性物質で、炭索50〜60%、酸素30〜40%、水素3〜6%。窒素2〜6%を含みます。
塩基置換容量は200〜800me/100gと大きく、これは腐食化度が高いほど増大します。腐植酸は腐植を代表するものですが、腐食の進度によって腐植物質→真正腐植酸となります。



増収のための真正腐植

農産物の増収は則収入に結びつきますから、誰もが農作物をいかに増収させるかを考えていると思います。すべての元素の動き、植物の仕組みなどを知り尽くしても自然は刻々と変化していきます。その中でいかに増収させるのか。すべての産業の中で一番難しい産業です。

しかし難しいからと言って逃げられないのが農業です。

KOTORABOは植物が健全に生育する土壌環境のために「地力」で農業者を応援したいと思います。さてその「地力」です。土壌は土壌内に腐植があって植物の生産がなければ確実に「地力」は回復します。しかし土壌を休ませることなく生産するのが農業です。

植物は土壌からそのエネルギーを奪って生長します。奪った植物は土壌に戻らず消費者に渡りますから、エネルギーは土壌には戻りません。土壌から奪われたエネルギーは、回復を待つか新たに補充をしないとエネルギーは回復しません。生産物の収穫量が低下するのは、エネルギーの低下が原因です。たとえば新しい畑に山土を入れて栽培を開始したとします。新しい土ですから土作りはなされていません、それなのに植物は正常に栽培できていると思います。ところが2年目ぐらいからおかしくなってきます。なぜならば山土が1作目は充分に植物が育つだけの「地力」を保持していたからです。土作りができていなくても一作目は正常に育ち、そのままでは2年目以降栽培できなくなる事実があります。ここに目を向けると植物が山土のエネルギーを奪ったことに気がつきます。毎年新たな土を入れることはできません。土作りをしない限り連作障害が問題となってきます。土壌消毒も不要な土壌作りができれば大きな進歩です。

ではどのようにして植物が必要なエネルギーを補給するのか。

ここからが農業の科学です。

土壌で「地力」と呼ばれる力の集積はどのようにしてなされているか。

土はSIとALの無機コロイドと腐食が作る有機コロイドがあり、それぞれの形を持って構成しています。腐食には3段階あって

予備腐植、栄養腐植、真正腐植があります。土壌に予備腐植は良くありません。土壌に必要なのは栄養腐植と真正腐植です。

土壌の無機コロイドと合体していくのが真正腐植です。

その真正腐植との合体コロイドが複合体土壌と呼ばれ、真正腐植が増えるほどその塩基置換容量も高くなり、通常土壌の10倍から25倍ほどもあります。植物が機能できるだけの力を備えた土壌の構造ができあがってきます。良質堆肥で土壌を作り上げることが必要です。地球の力「地力」を高めるためには、土が0.1-0.5mmの構造を作り、水が上下に自由に動き回れる様な、固層、液層、気層の3層をしっかり作り上げる必要があります。土壌の基礎です。基本の土、コロイドの基本がなす役目が植物を育てる力となります。有機物の施用が効果的ですが、投入する有機物の程度により土壌の集合度に差があり、しっかりとした集合度を作るにはしっかりと真正腐植となった腐植が必要です。予備腐植ではまだ微生物が繁殖するだけのエネルギーとして利用されて土壌のエネルギーが下がってしまいます。このようなときにKOTORABOの活水機が活躍します。「地力」ある水が土壌コロイドを形成するとき、粘土の結合も安定させることができ、いつでも安定的で、等電点を変動させることなくコロイドを形成、存在させられます。PH値が高いと、土がただの存在物に変わってしまい、コロイドの中のALのキレート作用が崩れ、ALとして存在すると植物にとっては大変危険です。土壌の機能を決定しているのが集合度ですが、その集合する時に水の「地力」の応用で土壌そのものが植物を育てる条件が整う場になります。そうなると土壌構成物質に働く力が強くなりモンモリオナイト型土壌に近いのが可能となります。等電点の高い粘土コロイドをしっかり作らせるのが大切です。さらに、腐植の生成の時、あらゆる微生物がエネルギーを奪いあう時も、その力が土にあることが、土の劣化を防ぐことになります。力が土壌になくなるとその力を植物から奪うようになります。すると植物は生きていけなくなります。これがいちょう現象です。いちょう現象には2種類あることも知っておく必要があります。1.塩基が高いために植物体からのエネルギーが流出してしまう。2.植物体が健全でも微生物体が不健全で土壌エネルギーを奪う場合 があります。

腐植が真正腐植、いわゆる永久腐植になるとき、有機物を微生物が分解していったん低分子となり、その低分子が酸素、酵素反応による重縮合し2000-50000分子になります。これが真正腐植と言われています。(ポリフェノール、キノン等のアミノ化合物の高分子化合物。1%増えるとCEC2〜2.5me上がる)そのときに微生物の持っている力が真正腐植の力を決めていきます。微生物の力も土壌の力で決まり、その土壌の力は「地力」と呼ばれています。病気も恐れる必要のない、連作障害を解決できる「地力」を土壌に持たせることが大事です。欠陥のない作物はこうした土壌から生産されていきます。今までは土を作るというよりは物を入れる農業です。それは考え方が全く違います。有機物は植物には必要ですが、入れればよいのではなく土壌での微生物の動き、腐植の効果、その機能の内容を知って入れていかないといけません。農業は土壌の場作り、地力をいかに高めるかの科学です。作られた場でしか植物は生育できないためその場の力に準じたものになってしまいます。真正腐植は土壌中に多いほど「地力」を蓄える力も高く、植物が持っている機能を高めることができます。植物が健全に生育できる環境を整えるのが真正腐植から始まる土壌作りだと考えます。

KOTORABO活水機は「地力」の高い水を土壌に供給することで土壌溶液の「地力」を高め、土壌中のすべてが機能する内容に高めていきます。有機物、肥料成分、微生物が機能できる「地力」を抱いた水を供給することができます。植物は体内で水を酸化させていますから、その水のあり方がまさに重要です。植物が必要とする水が持っている力が高ければ、肥料の有効性も良くなり、植物に取り入れてからの機能性も良くなります。でんぷん、アミノ酸、タンパク質のあり方も良くなります。植物の健康状態が良くなってきますから成長にあわせて肥料成分も選択吸収できるようになります。

土耕栽培でも高設栽培でも植物の仕組みは同じです。水の存在は不可欠です。機能を高めた水を存在させることが植物の機能を高める仕掛け作りです。KOTORABOの活水機「地力」シリーズと地力回復土は大変有効です。増収の基本が「地力」です。






イチゴの病気と「地力」との関係

土壌が劣化して障害が起きるようになったとき、土壌菌は糸状菌と病原菌の世界になり、放線菌は菌数も少なく活動できなくなっています。障害のない土壌は放線菌主体となり、糸状菌の活動は押さえられています。放線菌が主体の土壌を作り上げていくことが、農作物収穫の大前提です。それでは病気はどうしたらよいのでしょう。

イチゴで代表的な病気にうどん粉病があります。このうどん粉病の菌種は糸状菌です。糸状菌が生息できる環境が整っていれば糸状菌はいやでもでてきます。イチゴの培地が放線菌主体の培地、農場が放線菌の環境ならば、糸状菌が引き起こす病気は回避させることが可能なはずです。培地のみがイチゴの環境ではありませんが、少なくとも培地だけでも放線菌の世界にすれば被害を減らせることが予想できます。うどん粉病以外の病気を引き起こす菌種も大半は糸状菌です。農薬はこうした菌類を殺します。それは菌類の生きる力を奪うだけのすさまじい劣化の力です。劣化は場の劣化になります。それはいちごの生育環境にも劣化の場となります。地力も劣化します。土壌や培地の「地力」を高めることがイチゴの生育に必要です。地力回復土や活水機「地力」でその力を高めることができます。糸状菌主体の培地から放線菌主体の生育環境を作っていくことができます。

「地力」は生きた土壌を作ります。それは土壌菌でいうならば放線菌の世界です。生きた土壌は健全なイチゴを生育します。100万種類いると言われている糸状菌と、1000種類と言われる放線菌では生きる「場の力」が違います。場の持つ力、いわゆる「地力」が高ければ放線菌の世界。場の持つ力が低ければ糸状菌の世界、さらに低ければ病原菌の世界に。その糸状菌、病原菌の世界から脱却するには「地力」アップが一番近道で効果的です。「地力」が高い場で生育した植物は、蛋白構造もしっかりと形成されているなど、菌の攻撃に対しても病気に対しての抵抗力も高まっています。うどん粉病に限らず対応に失敗すると100万〜200万円はすぐにでも飛んでいきます。

最良の対策として、「地力」を高めるあらゆる手段が必要です。


水道水での発芽、生育実験 

左:活水機使用セラミック4固使用 右:普通のまま

茶色のセラミックの方が根の勢いが良く太くてしっかりしている。

成長の違いが

明らかにある。

左側が、生長が良く、根張りも良い。葉の色も濃い。
















   























水道水での発芽、生育実験 

左:活水機使用セラミック4固使用 右:普通のまま

茶色のセラミックの方が根の勢いが良く太くてしっかりしている。

成長の違いが明らかにある。

左側が、生長が良く、根張りも良い。葉の色も濃い。






















































2015年05月29日




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